全社員にClaude Codeを導入する方法

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April 21, 2026
by
いけともch
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全社員にClaude Codeを導入する方法

TL;DR

全社導入を進めるには、全員にアプリの公開まで体験させ、利用範囲とセキュリティ規則を先に定め、進捗確認と集中講習で完遂を支える。Goodpatchでは約200人を対象に必須化し、初月以降は業務プロセスの自動化へ展開した。

Transcript

こんにちは、池友です。さあ、今日は かなり衝撃的なインタビューをお届けし ます。上場デザイン会社のグッドパッチ さんが3月になんと社員200名ぐらい 全員にクロードコード導入をトップダウン で必須化したと。その結果ほぼ全員が作り 、なんと200個以上のアプリケーション を作って、しかもみんなが使えるように デプロイと言って公開まで行った。非 エンジニアもできたと。さあ、これ社長の 津屋さんのトップダウンで始まった内容な んですけども、これをどんな風に実現して いったのか。これをですね、土屋さんにお 伺いして徹底的にその背景であったりとか やり方、環境なんかをお伺いしたので是非 ご覧ください。内容とはこんな感じで、 まずなぜ社長がトップダウンでクロード コードの全車導入までやったのか、 セキュ... Read More

Key Insights

  • ・全社導入の契機は、土屋氏が年額300万円を支払っていたSaaS相当の社内ツールをClaude Codeで1日で作り、現在も社内で利用している経験である。
  • ・導入前のClaude Code利用者は、土屋氏の推定で全体の10%未満であり、ChatGPTやGeminiのチャット利用にとどまる社員が多かった。
  • ・初月の必須課題は、試作品やWebサイトではなく、データベースを備えたWebアプリを1人1個作り、実際に公開するところまで完了させることである。
  • ・開発対象は、顧客情報や機密性のある社内情報、社内APIを扱わず、個人の課題を解決するアプリに限定することで初期リスクを抑えた。
  • ・ガバナンスは、AX横断チームがセキュリティ規則とアカウント管理を担い、Google認証による会員登録やログインにも初期段階の制約を設けた。
  • ・進捗管理は、社内ドキュメントの投稿を毎朝9時に自動収集し、投稿済みと未投稿の社員を管理職向けスプレッドシートで確認する仕組みで行った。
  • ・非エンジニア支援は、詳しい社員による個別対応と1.5~2時間のZoom講習を組み合わせ、セットアップから公開までを一度に体験させる方式である。
  • ・初月後の展開は、アプリ制作自体を目的にせず、各自の業務プロセスをAIエージェントで自動化し、その体験を顧客提案や製品設計へつなげることである。
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Questions & Answers

Q: Claude Codeを全社員に導入する方法は?

全員共通の期限と成果物を設定し、アプリの公開までを必須にする方法が採られた。Goodpatchでは約200人を対象に、1人1個のWebアプリをデータベース付きで作るよう求め、規則整備、進捗の自動確認、個別支援、集中講習を組み合わせて完遂を促した。

Q: なぜClaude Codeの全社導入を必須化したのですか?

土屋氏が短期間で実用的なアプリを作り、仕事への影響を全社員が体験する必要があると判断したためである。同氏は、過去に年額300万円を支払っていたSaaS相当の機能を1日で再現し、約2カ月で約40個のアプリを作った経験から、任意利用では浸透が遅いと考えた。

Q: 全社導入時のセキュリティ対策は何ですか?

最初の開発範囲から顧客情報、機密性のある社内情報、社内APIとの連携を外すことが中心である。さらにAX横断チームが注意事項と利用規則を整備し、アカウントを管理したほか、Google認証を使った会員登録やログインにも初期段階の制約を設けた。

Q: 非エンジニアをデプロイまで支援する方法は?

詳しい社員による個別支援と、セットアップから公開までを扱う1.5~2時間のZoom講習を用意する方法である。Goodpatchでは期限直前に未完了者向けの講習を複数回実施し、コードを書いた経験のない約60人を含む社員が、実際のURLで動くアプリを公開する段階まで進めた。

Q: 社員が課題を実行しない場合の進捗管理方法は?

成果物の投稿状況を自動収集し、未完了者を管理職が継続的に確認する方法が使われた。社内ドキュメントを毎朝9時に検索して投稿を分類し、社員名簿に相当する非公開スプレッドシートへ反映したうえで、期限前には未完了者と担当管理職へ具体的に働きかけた。

Q: Claude Codeで作ったアプリはどこに公開したのですか?

主にVercelとSupabaseの無料枠を利用して公開した。必要なCLIを導入すると、Claude Codeとの対話を通じてWebアプリを公開しやすくなるという運用であり、単なる試作品ではなく、URLへアクセスすれば他者も使える状態まで到達することが課題の条件だった。

Q: 全社導入後に社員の行動はどう変わりましたか?

社内でのアプリ制作と共有は3月の必須期間後も継続した。4月中旬時点で社内記事は350件を超え、投稿者も4月入社者を含めて約200人へ増えたと土屋氏は述べている。ただし、全社員が毎日利用しているかまでは確認できないとも説明している。

Q: 初回のアプリ制作後は何に取り組むべきですか?

次の段階では、自分たちの業務プロセスをAIエージェントで自動化することに重点を移すべきだとされた。Goodpatchでは4月以降、作って終わる施策を避けるため、自動化の価値を評価する仕組みを使い、処理上のボトルネックを見つけて改善する活動へ展開した。

Summary & Key Takeaways

  • 導入の起点は、土屋尚史氏がClaude Codeで過去に年額300万円を支払っていたSaaS相当の社内ツールを1日で作った経験だった。同氏はこれをインターネットやスマートフォンの登場に続く変化と捉え、約2カ月で約40個のアプリを開発したうえで、3月に社員へ1人1アプリの開発と公開を求めた。

  • 初回施策では、顧客情報や社内の機密情報を扱う開発、社内APIとの連携などを避け、個人の課題を解決するアプリに範囲を限定した。AX横断チームが規則とアカウントを整備し、Google認証の利用にも制約を設けた。開発環境には主にVercelとSupabaseの無料枠が使われた。

  • 進捗は社内ドキュメントへの投稿を毎朝自動収集し、未投稿者を管理職向けスプレッドシートで確認する仕組みで管理した。期限直前には管理職を通じた働きかけと1.5~2時間のZoom講習を実施した。4月以降は単発制作で終わらせず、AIエージェントによる業務プロセスの自動化へ重点を移した。


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