視野の半分をゲームの無駄な通知で埋めてしまうのはまずい状況だと、この 茶番劇 を運営しているAIだかなんだかにもわかるらしい。本物の危険が突進してきてるんだ。
コンピュータ・ゲームなら簡単だし、なんてことない。ゲームではなるべく人間以外になってプレイしてきた。しかし、ここでは恒久的にまったくべつの体に変化するのか。考えるとちょっと気持ち悪い。まあ、そこに着くまでにゆっくり考えればいい。
「自転車が警官のだとわかるのが知性。そこに小便をかけないほうがいいとわかるのは 知恵 じゃ。じつは知恵のステータスもある。しかしリストには表示されない。まえは表示されていたが、知恵の数字が変動すると人格まで大きく変わってしまうので、いまは固定になっとる。そのビリーの知性がどの程度かは知らんが、知恵は五ではないじゃろうな。まあ知性が三でも、魔法系のクラスになるつもりがないかぎり気にせんでいい。おまえさんは筋肉ひとすじでよかろう」
生き延びるには、モルデカイのいう〝 厚顔さ〟と〝 魅せる能力〟が必要だ。 「とにかく目立つことじゃ。ヨタヨタ歩くアシッドインペイラーをただ殺して去るのではいかん。スタイリッシュに殺す。かっこよく殺す。できれば印象的なパンチラインを言ったほうがいい。わしが探索者だったころはフォロワー三千万人、支援者四人を獲得した。これが唯一の生き延びる方法じゃ」
「そうじゃ! ただしトイレットペーパーは無料じゃぞ。トイレはマップの行く先々にたくさん配置されておる。視聴者のカメラははいれない」
「そうだ、そうだ。ホットリストにいれておくと、実際に飲まなくても飲んだことになるぞ。憶えておけ。すごくまずいポーションもあるからな。普通にインベントリから出すと、コルクを抜いて飲まなくてはいけない。ポーションなどのアイテムは九百九十九個まで積んでおけるから、いつもホットリストにいれておくのがよい。説明はだいたいそんなところじゃ。インベントリまわりではほかにもいくつか裏技があるが、使っているうちにわかる」
拳闘 レベル4。 握り拳 で敵を倒す技術だ。 このスキルのレベルが上がるたびに素手殴りの与ダメージが 25%増加。
みなさんの創造性には敬意を表しますが、抜け穴的な使い方はパッチでふさぎます。










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