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野村ノート (小学館文庫)
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「おかげさまで」 夏がくると冬がいいという、冬になると夏がいいという 太ると痩せたいという、痩せると太りたいという 忙しいと 閑 になりたいという、閑になると忙しいほうがいいという 自分に都合のいい人は善い人だと誉め、自分に都合が悪くなると悪い人だと 貶す 借りた傘も雨があがれば邪魔になる 金をもてば古びた女房が邪魔になる、世帯をもてば親さえも邪魔になる 衣食住は昔に比べりゃ天国だが、 上を見て不平不満に明け暮れ、隣を見ては 愚痴 ばかり どうして自分を見つめないか、静かに考えてみるがいい いったい自分とは何なのか 親のおかげ、先生のおかげ、世間様のおかげの 塊 が自分ではないのか つまらぬ 自我 妄執 を捨てて、得手勝手を慎んだら世の中はきっと明るくなるだろう おれがおれがを捨てて、おかげ...
一流と呼ばれる人間で親を大切にしない者はいなかった。親孝行とはすなわち感謝の心である。この感謝こそが人間が成長していくうえでもっとも大切なものである、
人生」と「仕事」は常に連動しているということを自覚せよ(仕事を通じて人間形成、人格形成をしていくということ)。
人生論が確立されていないかぎりいい仕事はできないということを肝に銘じておくこと。人間はなぜ生まれてくるのか。それは「生きるため」と「存在するため」である。すなわち価値観と存在感である。その人の価値や存在感は他人が決めるものだ。従って、他人の評価こそが正しいということになる。〝評価に始まって評価に終わる〟といわれる 所以 である。
私は監督という職務に対して基本理念をもっている。原理原則を見据えて実践指導していくということだ。 原理原則。野球界にかかわらず、どの世界でもそれが仕事をするうえでの 礎 となる。では原理原則とは何か。それは、〝偉大なる常識〟であり、「知機心自閑」(=機(原理原則)を知れば心自ら 閑 なり)である。〝偉大なる常識〟を完全に消化し実践することは口でいうほど簡単ではないが、これを押さえておけば、人生のなかでいかなる事件に出くわしても、それに振り回されることがなく心は常に閑かなはずだ。
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