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ストーリーブランディング100の法則
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ビジネスにおける「物語」は発見するもの ビジネスにおける「物語」とは創作するものではなく、発見するものです。今まで見えていなかったとしても、視点を変えることで「物語」は発見できます。きちんとした世界観や哲学を持っているのに、それをうまく発信できていない「もったいない商品」が全国にいかにあふれていることでしょう! そのような商品を輝かせるのが「物語」の役割です。 20世紀初頭、アメリカで大活躍したコピーライター、クロード・ホプキンスがあるビール会社を業界5位から一気に1位に押し上げた伝説の広告があります。彼が訴求したのは「価格」でも「ビールのおいしさ」でも「アルコール度数」でもありませんでした。 業界5位のシュリッツビールから広告の依頼があった時、ホプキンスは醸造所を見学させてくれるように依頼...
文字が発明されるはるか昔から、人類は「物語」を語り継いできました。世界中のほとんどの民族に、語り継がれてきた神話や昔話と呼ばれるものがあります。 またその内容や構造は驚くほど共通しています。気候、地形、食べ物、文化、人種などはぜんぜん違うにもかかわらずです。現在でも文字を持たない民族はたくさんありますが、先祖から伝わる「物語」を持たない民族はほとんどありません。
現在においても事情は同じです。書店に行けばものすごい数の小説やマンガが売られています。映画もドラマも世界中でつくられる数は膨大なものとなるでしょう。 そう、「物語」は世の中にあふれかえっているのです。しかも分析すると、その構造は似ているものがとても多い。 それでも人々は、そんな「物語」に、泣いたり、笑ったり、感動したりしてしまいます。もちろん、ぜんぜんおもしろくなかったという感想の時もあるでしょうけれど、それはそれで腹が立ち感情が揺さぶられます。
人間は何度も何度も同じパターンの「物語」を見ていても、また感動できてしまう動物なのです。それどころか、個人的なツボにはまると、何度同じ話を読んだり、見たりしても、涙が流れてしまうことさえあるのです。新聞やニュースだと、こうはいきませんよね?
新人のバイヤーだった小堀さんがある農家に訪ねていき、「はくれい」という品種のかぶを試食させてもらいました。 彼女はその味に衝撃を受けました。生でも食べることができびっくりするほど甘くてジューシーだったからです。思わず「まるで桃みたい」と口にしたといいます。 「こんなにおいしいのになぜもっと栽培しないのか?」と農家の田中さんに質問すると、「色がよくないのと、栽培が難しいから」という答えでした。 はくれいは、サラダかぶの一種で皮が薄くて小ぶりなのが特徴です。皮が薄いので、水でごしごし洗うと真っ白からちょっと黒っぽい白になってしまいます。市場でのかぶの評価ポイントは、いかに白くて大きいかです。だからどんなに甘くておいしくても市場での価値は下がってしまうのです。また、あまりの甘さに虫がつきやすく、玉...
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