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参謀の教科書 才能はいらない。あなたにもできる会社も上司も動かす仕事術
www.amazon.co.jp/dp/B0C36Y19M7
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なく、「部下自ら頭を使い、積極的に上司の意図を理解し、上司に意見を述べたり、働きかけたり、補佐したりできる部下のあり方」 のことを「正しいフォロワーシップを発揮した状態」もしくは「理想的なフォロワー」と言います。
トップダウン型組織は ごく一部の人間の下す意思決定に組織全体の運命が委ねられるリスク を常に含んでいます。
陸軍と海軍の 軋轢、非合理的な判断ミスを犯す指揮官を許した情実人事の横行、あくまで上意下達(トップダウン) で帝国陸海軍は戦争を遂行しました。客観性や自己批判力を失い、失敗からの学習能力を失っていたのです。つまり、「おかしい」と感じている人が多数いたとしても、それを止める 術 がなかった のです。 海上自衛隊がアメリカ海軍からフォロワーシップを導入したのも、上司に意見を述べられる自立した士官を育成することで、帝国陸海軍が犯したような破滅的な大失敗を二度と起こさないためです。
もちろん海上自衛隊で働くのは日本人なので100%アメリカ的なのかといったら違いますが、現代風にいえば「外資系企業っぽい組織」であることは間違いありません。 海上自衛隊の士官は 思考的に自立していること が求められ、上官の代わりに計画を立案したり、上司と議論を交わしたりすることが組織運営の前提になっています。そのため私も比較的ストレスフリーな自衛官生活を送ることができました。
参謀の役割を端的にいえばリーダーの意思決定を補佐すること。普通の部下が「リーダーの手足」だとしたら、 参謀は「リーダーの手足、プラス頭」。計画を練る。アイデアを出す。情報を集める。課題を見つける。相談相手になる。そして、もしリーダーが誤った判断をしそうなときは 臆 せず意見を言う。
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