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普通という異常 健常発達という病 (講談社現代新書)
www.amazon.co.jp/dp/B0BS67LNPN
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「色」と「名誉」をまとめる便利な言葉が、先ほどあげた対人希求性です。どのくらい他人を求める気持ちが強いかという意味です。「名誉」は他人抜きには成り立ちませんし、「色」というのは人が人を、性的関心を持って求める気持ちのことですから、当然、これも他人を求める気持ちということになります。発達障害的な心性を持つ人と健常発達的心性を持つ人の際だった違いとして、対人希求性の違いはよく指摘される特性の一つです。
誰もがいくぶんかはADHD性なりASD性なりを持ち、それがある程度極端だと場合によって生きづらく
この言い換えは、「定型発達も非定型発達も病気じゃないよ」という主張だといえます。しかし、そうは言ってもADHD的な特性を持っている人に対してはお薬もありますし、そのお薬に医療保険もききますから、公的には病気扱いをせざるをえないところも多々あるといわざるをえません。
ADHDやASDを病なのだと考えるならば、いわゆる普通の人、あるいは健常発達的特性を持つ人も、見方を変えれば、じゅうぶん、病として捉えることが可能ではないか。
「普通の」人たちというのは、「相手が自分のことをどう考えているか」が、「自分がどうしたいか」よりも優先される人だと、とりあえずはここでは言っておきたい
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