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「ずる賢さ」という技術 日本人に足りないメンタリティ (幻冬舎単行本)
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大学2年のとき、僕はトップチームには入れたものの、上の学年が実力者揃いだったこともあり、試合に出るのはほぼ不可能な状況でした。当時試合に出ていた先輩たちは、そのほとんどが現在Jリーグで活躍しています。 そこで割り切って、その1年は体力強化にあてると腹を 括りました。 毎朝のようにたつのこ山で階段を駆け上がり、ジムで筋トレをする。 極端に言うと、1年間、筋トレと階段ダッシュをした記憶しかない感じです。 すると高校時代はガリガリだったのが、見違えるように体ができ上がり、苦手だった守備がいきなり自分の得意分野になったんです。
子供の頃からお笑い番組が好きで、吉本新喜劇をよく見ていたことが急にサッカーで役立ちました。 たとえば、自分のポジションとは異なる右サイドバックをやらされて腹が立ったときには、こんなツッコミを入れました。 「我慢を覚えるチャンスで、むしろラッキーなんちゃう?」 「俺の良さを何もわかってへん」という監督への苛立ちを、「言われたことを全部やって見返してやろう」という反骨心に変えて前へ進めるようになったんです。 自分にツッコミを入れることで、景色が変わり始めました。
僕の場合、チームを選ぶうえで1つ明確な基準を持っています。 それは「チームの中で自分が一番ヘタクソな存在かどうか」。
こういう数学好きな一面は、もしかしたらサッカーにも生きているかもしれません。なぜかと言うと、「公式」をつくるような感覚でプレーしているところがあるからです。 サッカーには「これをやればうまくいく」という正解集があり、それさえ覚えておけば、あとは誰と一緒にやるか、相手がどんなタイプなのかを考慮して応用するだけです。 自分たちのフォーメーション、相手のフォーメーション、動き方から決まる「公式」がホンマにあるんです。
今度はヨーロッパの舞台に出て、周囲からの理解がない中、厳しい環境で勝負したいと考えたんです。 周りの人からは「そんな小さなクラブへ何しに行くの?」とか「失敗したらいつでも日本に帰ってきなよ」と言われました。そのたびに反骨心が燃え上がり、片道切符でヨーロッパへ飛んで成り上がる覚悟が固まりました。
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