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パウロ・コエーリョ 賢人の視点
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以来、死の影はいつもわたしのそばにあり、毎日 囁きかけてくる。「いつになるかは明かせないが、いずれおまえに触れる日がくる。だからその日がやってくるまでできるだけ精いっぱい生きるのだ」 その声に従い、わたしは、今日できることを、明日まで残さないように心がけてきた。 この瞬間にしか味わうことのできない歓び、仕事として請け負った責任、怒らせてしまった相手への謝罪、そしていまというこの時を深く見つめることなどだ。
働き、寝食しながらも、生きることをやめてしまった人々を、わたしは大勢知っている。彼らは自動操縦で動く機械のように物事をこなし、立ち止まって人生の奇跡に思いをめぐらせるようなこともなく、この1分間が「地球上で過ごす最後の瞬間」となるかもしれないと認めようとしない。
だからこそ自分たちが「生ける 屍」として囚われてしまうことのないよう、人生のすべてを賭けて、ずっとやりたかった物事に挑まざるを得ない。
ときどき、猫背になっている自分の姿に気づくことがある。なんらかの不安を覚えているにちがいない。 そんなときわたしは、不安の理由を探るよりも、まず姿勢を整えて、できるだけエレガントな自分を演じることにしている。 背筋をのばす、その単純な変化だけで不思議と自信を取り戻せるのだ。
笑顔、周囲に向ける視線などについて気にしすぎてはいけない。だが、わたしたちの動作が相手に与える印象について、知っておくことは大切だ。 無意識な振る舞いでさえ、言葉よりも多くのことを物語ってしまうからだ。
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