あなたは、あなたなりに生きれば良い。―――自分の無意識に気づき、それを認めれば、道は拓ける (三笠書房 電子書籍)

www.amazon.co.jp/dp/B08L33BCLZ
幅建実

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Top Highlights

  • その「ちょっと見方を変えることの障害」になるのが、ドイツの著名な精神科医カレン・ホルナイの言う「内なる障害(inner obstacle)」である。  その人の無意識に「内なる障害」があるゆえに、ほんの少しの頭の切り替えができない。「外の障害」ではない。  その「ちょっと見方を変えること」ができるかできないかが、その人の人生を決める。つまりその人の「無意識のなにか」が、その人の人生を決めるのである。
  • 精神分析学の創始者ジグムンド・フロイドは悲観的に「人は常に苦しみたがる(Men will always want to suffer.)」と言う。
  • 同じようなことを言っているのはフロイドばかりではない。カレン・ホルナイも、「人は不幸に伴う感情にしがみつく」
  • 「人は常に苦しみたがる」「人は不幸に伴う感情にしがみつく」という言葉を聞けば、「私は違う」と言うかもしれない。しかし残念ながら、その通りなのである。  意識では「人は常に苦しみたがる」「人は不幸に伴う感情にしがみつく」とは思っていない。しかし「無意識」ではそう感じている。  フロイドがなんと言おうと、カレン・ホルナイがなんと説明しようが、多くの人は、「人は常に苦しみたがっている」と思っていない。意識ではどうであれ、自分が無意識で苦しみたがっていることに人は気がつかない。
  • 多くの人が願っている、「幸せになりたい」という心構えは、それにふさわしい努力をしないで、幸せになりたいということである。 「私は苦しみたがっていない、幸せになりたがっている」ということの意味は、煙を避けて焚き火にあたりたいということである。  カレン・ホルナイの言葉を借りれば、〝神経症的要求〟である。  要求が非現実的で自己中心的なのである。
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