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人に寄り添う防災 (集英社新書)
www.amazon.co.jp/dp/B08L2Y6M4F
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この危機に際しては、諸外国の対応と日本の対応に、大きな違いがありました。欧米など多くの諸外国の対応は、社会統制でした。統制して、それに対する服従を要求する。外出禁止などについての罰則規定まで入れて、自由を法的に統制してしまうわけです。 一方、日本の対応は、自粛の要請。強制力も罰則もない。社会気運そのものでコントロールしていこうというやり方で、非常に緩やかです。ここに、大きな社会構造の違いがあらわれていると思います。日本には、社会統制というやり方に対して、非常に強いアレルギーがあるの
欧米などの大変な状況を知ったうえで、あらためて立ち返るべきなのは「亡くなる方を出してはいけない」という原点
自然豊かな日本に暮らす私たちですが、自然が豊かということは、恵みが豊かである反面、災いが豊かということも意味します。今後、しばらくは気象災害も地象災害も荒ぶることが予想され、その兆候が明らかにみられるいまだからこそ、わが国の防災のあり方も、それに向かい合えるものに変えなければならないの
西日本豪雨災害では広島県や岡山県、愛媛県を中心に多くの人的被害が出ました。岡山県倉敷市 真 備 地区では市街地の広い範囲が水没して、五一名の方が亡くなりまし
洪水ハザードマップを事前によくみて地域の浸水特性を把握しておくこと、自宅周辺の浸水危険度を把握しておくことは、いざというとき必ず役に立つ情報ですから、私たち防災の専門家や行政は、ハザードマップの利用が進むようにつくり方を工夫したり、利用促進の啓発活動を行なったりしてきました。しかし、専門家の視点からの〝あるべき論〟に基づいて啓発活動を行なっても、あまり効果がないように感じています。ハザードマップをみる必然性を感じていない人に「ハザードマップをみよう」と連呼しても、その効果は期待できないのです。専門家としての私は「ちゃんとみようよ」と言いたくなるのですが、一方で、別の実感もあり
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