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表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 (文春文庫)
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ことは動揺を
ぼくは革命博物館で涙を流さなかったし、今の生き方も考え方も変えるつもりはなかった。だけど、ぼくはきっと命を「延ばしている」人間の目をしていて、彼らは命を「使っている」目をしてい
自分に尋ねた。競争に負けてボロい家に住むのと、アミーゴがいなくてボロい家に住むのだったらどっちがより納得するだろうか?と。そして、その逆も。もしかしたら「競争に負けているから」という理由の方がまだ納得できるかもしれなかった。 そして、日本を発つ前に新自由主義に競争させられていると思っていたが、元々人間は競争したい生き物なのかもしれない。 元々、良い服が着たい生き物。 元々、良いものが食べたい生き物。 元々、良い家に住みたい
それは当たり前なのだが、それが「元々、平等でありたいという気持ち」をだいぶ上回っていたというところが、社会主義が「失敗したもの」と言われる所以ではないだろうか。で、競争心に寄り添ったのが資本主義であり、新自由主義だとすると、やはり「やりがいのある仕事をして、手に入れたお金で人生を楽しみましょう!」ということがマッチベターとなるのだろうな。 そんなことは学校の授業を真面目に受けていれば高校生でもわかることなのだが、 37 歳にしてキューバに実際に来てみてようやくわかるのがぼくである。 「丁度よい言い訳を手に入れにきたのになぁ」 ただ、格差が広がって上位5%しか勝てないような競争は上位5%の人たちしか望んでいないのではないだろうか? 月並みな言葉だけど、バランスだよな。 だが、人類の歴史...
キューバには社会主義を、モンゴルには定住しない家族を、アイスランドには自然を見に行った。 どんなことを感じたかはこの本に書いた通りなのだが、3カ国に行って日本の素晴らしさにもたくさん気づけた。なかでも、日本人の集中力の高さには本当に驚いた。街が清潔だし、歩いていても臭いと思うことがほとんどない。道路に穴が空いていない。ゴミも定期的に収集される。京都のお寺、和食の彩り、諸外国に比べて災害時の暴動や略奪が少ない。商品がたくさんあって、ライフラインがしっかりしている。この本のキューバの最終章にも書いたが、それらには日本人の集中力の高さを感じた。 そして、3カ国(厳密に言うと、今まで行ったアメリカをはじめとする海外の国全部)とこの国を比べて俺が一番驚いたのは、この国が〝世間〟を強く信じているとい...
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