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この世界を生きる哲学大全
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豊かすぎて必然的にあふれる。だから世界はある」。ちょっと科学的には説明不足ですが、現代人にとってもロマンのある考え方です。
構造主義を受け継ぎ、進歩主義や主体性を重んじる近代主義や啓蒙主義を批判し、脱却しようとする思想運動はポストモダンと呼ばれます。ドゥルーズ、ガタリ、ネグリ Ⅱ部の「18 格差社会と世界はどうなる?」 をポストモダンに含める人もいます(本人はポストモダンとは言っていない)。リオタール Ⅰ部の「46 リオタールの哲学」 は、『ポスト・モダンの条件』を著しています。
現代の構造主義の後にポスト構造主義が展開します。ジャン゠フランソワ・リオタールは『ポスト・モダンの条件』を著し、ポストモダンを流行語にしました。ポスト構造主義とは言わずに、ポストモダンの思想で大きく括るようです。
「大きな物語」は終わってしまった… 「ポストモダン」と明言している哲学者 「この研究が対象とするのは、高度に発展した先進社会における知の現在の状況である。われわれはそれを《 ポストモダン》と呼ぶことにした」(『ポスト・モダンの条件』) フランスの哲学者リオタールは、1979年に『ポスト・モダンの条件』を著しました。マルクス主義者として活動し、「大きな物語の終焉」「知識人の終焉」を唱えました。リオタールによって「ポストモダン」は流行語になりました。 ポストモダンの思想の源流は、ニーチェ、フロイト、ハイデガー Ⅰ部の「38 ハイデガーの哲学」 の思想と構造主義とされます。構造主義は西洋の理性主義を残していると批判して登場した思想をポスト構造主義と言いますが、ポストモダンの思想は、もう少し大...
「洗濯機、冷蔵庫、食器洗い機等は、道具としてのそれぞれの意味とは別の意味をもっている」(『消費社会の神話と構造』) 本来、服は体を寒暖や衝撃から守るものですし、カバンは物を運ぶという意味を持っていました。ところが、デザインや色が豊富になり、形も多様化してきました。使用の仕方以外の判断基準が混ざってきたのです。そうなると、使えるかどうかよりも流行が重視されてきます(使えるスマホをなんとなく機種変更することなどもそうかもしれません)。 「もの」は使用価値や達成可能な持続性のために生産されるのではなく、「ものの死滅」のために生産されます。商品はものではなく記号となり、「もの」の効用よりも他の商品との 差異 が重視されるようになるわけです。
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