Home
My Highlights
Discover
Sign up
Read on Amazon
DtoC After2020 日本ブランドの未来
www.amazon.co.jp/dp/B08J7FY8S1
Import Your Kindle Highlights to Glasp Today 📚
Top Highlights
DtoCは、従来モデルで薄れてしまっていた、消費者とのつながりを再構築しました。このつながりが、顧客から支持を得るためには不可欠なのです。DtoCが一様にブランドの思想や信条、価値観を届けることを何より重視していることが、従来型の企業と最も異なる点と言えます。
2020年以前に、DtoC企業が示した新しさとは、スペック競争に陥り、閉塞していた市場に、「ブランドへの支持を、顧客との直接のコミュニケーションによって獲得した」ということです。
つまり、直接のコミュニケーションが成立するのは企業に〈人格〉が感じられるからです。執事のような人格を持つブランドだから相談したくなったり、刺激的でいつも面白い人格だから、そのブランドのイベントに参加したくなったりと、〈人格〉は企業と人々との関係を少なからず規定します。翻せば、こうした個性を感じられないブランドに、誰が興味を抱くでしょうか。こうした〈人格〉を明らかにすることが、ブランド構築作業の第一歩となります。
DtoCの注目すべき新しさは、顧客との新たな関係の構築にあります。従来の製造業、販売業と消費者を峻別した関係や、それに基づく一方的な発信をせず、利用者との誠実で真摯なかかわり方を模索し、築き上げたことが現在のDtoCへの支持の根底にあるのです。 そして、これこそがブランディングの重要な点でもあります。企業がDtoCから、成長し続けるための要因を学べるとすれば、第一にこの点が挙げられると考えます。
企業哲学を実直に体現するDtoCが顧客へ提供しているのは、顧客が共感できる「意義」や「価値観」です。
Share This Book 📚
Ready to highlight and find good content?
Glasp is a social web highlighter that people can highlight and organize quotes and thoughts from the web, and access other like-minded people’s learning.
Start Highlighting