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• もし、「勉強とは集中する練習である」とするのならば、だらだらと分数の問題を解いているのは、実は分数を学んでいるのではなく、だらだらを学んでいるということになります。集中するということが勉強の目的であるとするのならば、「だらだら分数を解くというのは、勉強ができなくなる練習である」と言ってよいかもしれません。だらだら勉強するということは子どもを高学力に導くのではなく、低学力に導く時間となってしまうということなのです。
• 何かが分からない状態で集中するというのは、それほど長くはできないものです。ならば答えを見ることによりその答えの意味することを理解しようとするほうが、
• そこで確実に時間管理をしながら学習するには次の三つが必要です。 　一　学習時間帯を決める時計 　二　百ます計算のタイムを計るストップウォッチ 　三　目標時間を決めて学習をするためのカウントダウンタイマー
• 家庭で使う場合、年間の予習教材として使われる方が多いようです。五月前半までに一度終了し、それから二冊目を購入し反復します。子どもを伸ばすために重要なのは、この終了までの期間を短縮させることです。
• です。「たったこれだけプリント」は、見開きで学習するように構成していて、左のページを音読することで理解します。そして、理解できているかどうかを右の練習問題を解くことで確認していきます。解けない場合は、左のページを読んで確かめます。それでもなお分からない場合は、そこをとばして次に進み、あとでまとめて再挑戦します。どうしても分からない場合は、答えを見てかまいません。そうして何度か挑戦し、なお答えを見れば、どこがどう理解できていなかったか、分かりやすくなります。