Top Highlights

• 問題発見力——「自分には何ができないのか」「なぜそれができていないのか」、問題を見つける能力。問題点を明確にできれば、解決に向けて必要な情報を絞り込みやすくなる 抽象化力——本に書かれたノウハウを、数学の公式のように抽象化して覚える能力。抽象化力を磨けば、あらゆる本からルールを導き出すことができる 仮説思考力——見つけた問題に対してどんな解決策があるのか、仮説を立てる能力。仮説思考力で集めるべき情報が厳選され、精度の高い検証・評価ができるようになる 行動デザイン力——「問題発見」「仮説」「検証実験」「評価」といった読書のプロセス全体を設計する力。この力があれば本のノウハウを現実世界に落とし込める 評価重視力——実験した内容を適切に評価する能力。評価重視力を高めることで、必要な能力が速やかに身...
• 読書の効果を最大限に高めるには、次の３つの要素が大切です。 ① 問題意識の明確化 ② 問題解決した後の理想像の設定 ③ 本から抽出した情報の
• 理系は数学であっても科学であっても、 常にゴールから逆算して考えることを習慣にしています。科学なら「こんな結果が得られる」という仮説がすでにあって、それを論理的に証明するために実験に取り組みます。 また、成果を出すことに焦点を合わせて、その成果から逆算してルート設計をすることを「バックワード・デザイン（逆向き設計）」といい
• 長期記憶化する方法を説明しておきながら、いきなり正反対のことを言うようですが、究極的には、 本で読んだ内容はきれいさっぱりと忘れてしまってもいい です。むしろ、忘れることを目標にすべきです。 どういうことか、「学習の４段階」で説明しましょう。人の学習には、次のように４つのステップがあるとされます。 ① 無意識的無能（知らないしできない） ② 意識的無能（知っているができない） ③ 意識的有能（意識すればできる） ④ 無意識的有能（意識しなくても