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僕は君の「熱」に投資しよう――ベンチャーキャピタリストが挑発する7日間の特別講義
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これに対し、失敗しがちな起業家がよくやるのが「クオリティを担保するために、まずは小さく始めてみようと思います」というものだ。この段階でこの起業家はほぼ100%失敗する。 ゼロの起業家が着想したアイデアなんて、よほど優れていないかぎり全部ゴミみたいなものである。 起業で成功するためには、まず「規模にアプローチ」しなければならない。頭を使うんじゃない。手と足をつかって100倍にするんだ。それがもっとも手っ取り早くアイデアが事業化できるかを試すことができる唯一の方法だ。 規模を変えてこそ、わかることがあるんだ。
失敗する起業家の代表格は、なんでも自分で抱え込もうとするタイプだ。心配や不安をぜんぶ自分の中に抱えてしまう。そうすると必ず失敗する。極端な仕事に、極端な精神的負荷が加わると、そこにあるのは死だけだ。
起業の基本的な原理は、古本の販売などに代表される「せどり(背取り)」だろう。せどりとは、掘り出し物を安く見つけて、高く売り、利益(差益) を得る商売法だ。
「起業のアイデア」ではなく、「世の中の価値のズレを見つける」「せどりのアイデアを考える」となれば、誰でも思いつきそうなものだ。 起業は、まずそうしたハードルの低いところから始めていくのが、無駄に二の足を踏まないコツと言えるだろう。
アジトにいる起業家に、僕が口癖のように言っているのは、「まず規模を100倍にしろ」だ。とどのつまり、起業のアイデアなんてどうでもいいのだ。君に熱があって、やってみたいことが見つかればそれで十分。あとはそれを100倍の規模でやるだけだ。 今の世界は、起業家がただの思いつきを100倍の規模でやった結果でできている。エアビーとウーバーは、今や世界の常識を変えるほどのサービスになった。いったい何がそうさせたのか? 彼らが、小さな思いつきをとんでもない規模に拡大したからだ。
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