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• タートルズに限らずすべての単純な順張り手法に付き物の欠点なのですが、トレンドが出ない時期、いわゆる持ち合いと呼ばれる時期においては、損切りばかりが続き精神的に辛くなってしまい続けられないということです。 そして、待ちに待ったトレンドの発生時期までには手法の有効性に疑問が生じ、我慢できずにそれを捨ててしまっているという悲劇も起こりうるわけです。
• 要するに、 あらゆる手法には、それが通用する時期と通用しない時期とがあるわけで、逆にいつでも通用するような手法、すなわち聖杯と呼ばれるものは存在しない というのが結論になります。
• 難しい時とはどういう時かと言えば、 基本的には、ボラティリティ（価格の変動率）が高くなればなるほど難しさが増していきます。
• ボラティリティが落ち着いている（激しい乱高下をしない）時に、ボラティリティがさほど高くなく感情を揺さぶられることのない個別銘柄を、トレンドに逆らわないようにトレードするのが最もやさしいということになります。
• 現物ホルダーに比べ信用ホルダーは「質の悪いホルダー」 と言っても過言ではなく、そんなホルダーたちがすでに大量に群がっている銘柄の需給状況がよいであろうはずがありません。