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システム開発・刷新のための データモデル大全
www.amazon.co.jp/dp/B089SSTR48
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なんのことはありません。読者も予想できたように、“鋸”と“ノコギリ”が同じ商品を指していたのでした。したがって、正しい数字はその2行を合算することによって得られます。実際には200,000円の粗利(粗利率26%)が出ていました。
この経験から与三郎さんは、商品台帳の運用に関して重要なことを学びました。新たな商品を登録する場合には、既存の商品と重複しない商品名を与えること。また、一度与えた商品名を変更するにはひどく手間がかかるので、商品名の設定には慎重を期すこと。商品台帳についてこれらの運用ルールを徹底するようにしてから、問題は起こらないようになりました。
データモデルとビューの関係を理解すれば、「データを保持するための様式」がビューではなくデータモデルに沿ったものであることがわかります。ビューの形で登録すれば、図1-7のように重複したデータ項目間で値の矛盾が生じ得るからです。この例では伝票番号0384の取引が仕入なのか販売なのかわからないし、伝票番号0389の取引の取引日が7月12日なのか11日なのかわかりません。ビューをそのままデータ保持の形式にしたために起こる現象で、これもまた「アノマリー(更新時異状)」です。
ポイント2 データモデリングでは、メタデータのまとまりの基本要素としての「テーブル」を探索する。現実に目にするデータの多くは、1個か複数のテーブルから導かれた「ビュー」であって、「テーブル」ではない。
そこで導入される項目が「コード」です。「商品名」とは別に「商品コード」や「商品番号」といった符牒のような項目を設け、これを主キーとします。
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