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岩井克人「欲望の貨幣論」を語る
www.amazon.co.jp/dp/B084GJ48BC
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です。「流動性」とは何とでも交換できる貨幣の性質ですが、ここに着目したケインズは、人々の心の中にある、貨幣への潜在的な欲望を明らかにしました。あらゆるものと交換できる可能性こそ、貨幣への欲望の重要な正体。そしてそれは、具体的な経済活動としては、利子率が低いときに銀行に預けるよりも自分の手元に置きたいと願う、今にも通じる大衆の心理を説明するセオリー
「貨幣による財獲得術から生まれる富は際限がない。なぜならば、その目的を可能な限り最大化しようと欲するからだ。生きる欲望に果てはないのだから、彼らは満たしうる際限のない財を欲することになる。貨幣は元々交換のための手段。しかし、次第にそれを貯めること自体が目的化する。」(『政治学』
か? ネット社会で増幅していく欲望の乱反射に、もはや実体はありませ
た。〝商品の生産〟自体が、見せるための〝ショウ〟なの
「貨幣は、本来人間を匿名にするんです。これが貨幣のもっとも重要なところなんですね。 匿名ということは、人間が、ほかの人に評価されない領域を自分でちゃんと持っているということ。これが重要なんです
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