Top Highlights

• レッドヘッドの状態では他人を責めたり、ほかに理由を見つけたり、試合中に興奮してケンカしてしまうなど、自分自身にフォーカスすることができません。そこで、キックミスしてしまったら、私は呼吸を整えて自制するということをつねにやってきました。レッドヘッドの状態からいかにブルーヘッドに戻るためのツールを身につけるか。私たちはそれをつねに心がけて準備していました」
• もちろん競争はあるのですが、競争するなかでもそれぞれがお互いを助け合うのです。なぜ助け合うかというと、我々の最終的な目的はチームが勝つことだからです。チームがなによりも大事であるという考えが根底にあるからこそ、選手は競争があるなかでも〝助け合う〟という文化がはっきりできていたと思います」
• そのハードワークには今から挙げることが含まれます。ひとつは犠牲を払うこと、次に自己統制、つまり自分に対する規律です。
• 代表に選ばれた選手ができることをすべてやりブラックジャージーを着てプレーするとき、つねに思うのは、オールブラックスの１００年以上続いている歴史、『レガシー』に対して自分がいかにプラスを加えることができるかということです。そこを全員がつねに意識してプレーできているチームがオールブラックスなのです。