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はじめての大拙 鈴木大拙 自然のままに生きていく一〇八の言葉
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現実をそのまま受け入れてしまうのではなく、全面否定するのでもなく、自分なりに生きていく。無理な承認欲求を満たそうとせず、それでも人間として必要な承認を求めながら生きていく。自分の生きている価値を探りながらも、攻撃的な優越感や自虐的な劣等感を持たずに、それなりに生き
ていく。けっして 否定的 でも 冷笑的 でもなく、ふつうに自分の平凡な日常を生きていく。 強いられず、 強いることなく、ただ 自らのふつうを生きていく。 それが、 自ずから 然 りと、ほんとうの「自分」そのままに生きていくことです。しっかりと 自らに 由って生きていくこと、自由ということ
言葉や思考が「ふつうに生きること」を否定するとき、私たちは 生命 を捨てるのではなく、そんな言葉を捨てたほうがいい、と大拙は言います。
は苦しみます。 まったく苦しみのない人はいない。これが仏教の基本的な考え方(苦観)です。けっして人生を悲観しているわけではありません。事実として「思い通りにならないことは、思い通りにならない」と認める、ということです。認めても、やはり苦しいものは苦しいのですが、それでも、とりあえず人はその事実を認めることはできる。そこを基礎に生きていく、そういう考え方です。
人間の世界と言ってもよし、人間の性質と言っても何と言ってもよいのですが、どうも矛盾がある。 この衝突というか、矛盾というか、こういうことがすなわち人生なんだ。 人生とか人間性というものが矛盾しているというよりも、矛盾そのことが人間性であるのだ、矛盾そのことがこの世の姿であると、こういうことを考えておくというと、かえって 気安いようなことは無いか知らんと思うのでございます。
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