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正しいものを正しくつくる プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について
www.amazon.co.jp/dp/B07SGCH8R6
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もう1つは、 プロダクトとして「何を作るべきか」をどのようにして見定めるのかについて。「何を作るべきか」の構想は、プロダクトオーナーが主導的な役割が果たすだろう。だが、そうした想定こそが、無意識に役割にもとづく「壁」を作り出してしまう。結果として、誰にも見向きされないプロダクトを抱えて途方に暮れることになる。
現在の私たちが手がけるプロダクトづくりは、 誰かの頭の中に正解イメージがあってそれをうまく取り出してコードにしていくという開発ではない、ということだ(7)。誰の頭の中にも正解がない。プロダクトオーナーの頭の中にもない。ユーザーの頭の中にも直接的な正解があるわけではない。今まで解決できなかった問題、まだ誰も味わったことがない新しい体験、そういったものに対してプロダクトとして何があれば正解なのかなんて、誰にもわかるはずがない。
十数年前の、何らかの業務要件を実現する開発は、「決められていることを実現する難しさ」 に向き合うものだったと言えるが、一方私たちが現在向き合っているプロダクトづくりとは、「決められないこと、あるいはわかっていないことを実現する難しさ」 に向き合うものだ。
「要求」とは、「こうしたい、こうありたい」という希望のことだ。ユーザーの業務や活動として実現したいことを表現している。例えば、「インターネット上で取引できるようにしたい」とか、「オフィスの外から見積もりデータを見たい」といったことが挙げられる。
「こうしたい」という要求を実現するための条件が、「要件」にあたる。
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