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リバタリアニズム アメリカを揺るがす自由至上主義 (中公新書)
www.amazon.co.jp/dp/B07RXW66RD
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トーマス・ペインらの自由主義が軽視されるなど、リバタリアンの間では不評だった。加えて、イギリスでは「保守」は旧王党派のトーリー党を連想させることが多く、リバタリアンが描く自由主義とは相容れないものだった。 もっとも、「リバタリアン」という言葉に違和感を抱く者も少なくなかっ
ジョン・アクトン卿(十九世紀イギリスの歴史家) が述べたように「 権力は腐敗し、絶対的権力は絶対に腐敗する」 のです」。
リバタリアンに共通するのは、政府こそ「リヴァイアサン」的な発想の権化であり、もっと「ペンギン」としての個人の良心や創造力を信じるべきだという視点である。それは個人の権利と自生的な秩序を尊重し、政府の役割はあくまで自由を守るためだけの限定的なものに留めることを意味する。
自由の国では、道徳的美点やそれを発見する過程が尊ばれる。たくさんの人間それぞれが自分なりの目標を目指し、それぞれが努力する方が、代わってほかの誰かに考えてもらうよりずっと良い世界を作り出せるはずだ。まず方法が肝心なのさ」。
軍事同盟についても消極的な発言を耳にすることが少なくない。筋金入りのリバタリアンとして知られるロン・ポール氏(元連邦下院議員) は共和党内における反イラク戦争の急先鋒であり、在日米軍を含む海外駐留米軍の撤退を訴えたほどだ。 確かに初代大統領ジョージ・ワシントンは「優れた外交方針は、諸外国との通商や貿易を広げながら、できる限り政治的なつながりを持たないことである」と述べ、第三代大統領トーマス・ジェファーソンは「すべての外国と平和、通商、信頼し合う友好関係を保ち、他国の問題に巻き込まれるような同盟関係を、どの国とも結ばない」と述べた。
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