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測りすぎ――なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?
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小中学校や高等教育機関で、医療業界で、非営利組織で、もちろんビジネスでも。そして改竄は、報酬や懲罰の根拠に実績基準を使うと必然的に起こる問題のひとつでしかない。
私たちは測定された説明責任の時代、測定された実績に対する報酬の時代に生きており、「透明性」を通じてそれらの測定基準を公表するという美徳を信じている。だが、説明責任を測定基準や透明性と同一視するのは間違っている。説明責任は本来、自分の行為に責任を負うという意味のはずだ。だが、一種の言語的トリックによって、説明責任は標準化された測定を通じて成功を見せつけることに変わっていった。まるで、本当に大事なのは測定できるものだけだとでもいうよう
本文で見ていくが、適切に使用すれば、測定は有益になり得る。透明性も同様だ。だがそれらはゆがめたり、脱線させたり、押しのけたり、焦点をずらしたり、やる気を削いだりもする。
本文で見ていくとおり、実績を測定するという行為には落とし穴がぼこぼことあいているが、それでも本質的に望ましいものなのだ。 実際に 測定されているものが測定 するつもりの ものの合理的な代理変数なら、そしてそこに判断も組み合わせるのなら、測定は個人であれ組織であれ、自らの実績を評価する手助けになるはずだ。だが、こうした測定が報酬や懲罰の基準として使われるようになる、つまり測定基準が成果主義や格付けの判断基準になると、問題が生じ始める。
たとえば、インセンティブや動機づけについての最近の経済書の多くが、とっくの昔に心理学者によって発見されていたことを形式化したものだというのは驚きだった。
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