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働くおっぱい
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黒い暖簾の先へ、よくぞお越しになってくださいました。さぁさぁ、どうぞおあがりください。靴は脱がなくて結構ですし、我が家はいつも散らかっていますから、気兼ねなく座り心地のいい場所を見つけていただいて、自由にくつろいでいってください
「働くおっぱい」は、タイトル通り「働く女性」というテーマを主軸にして書いていこうと決めて始めた連載コラムでありました。ポップな表紙に(スケラッコさんのおっぱい、可愛すぎませんか…こんな意志のある乳首ははじめて見た…!)、さりげなく印字されたインパクトのあるタイトルが、はたして、この本を見つけてくださった皆様にどういった印象を与え、良識のある方々にどのような響きをもたらしたのだろうか、
女性に生まれたからには、いつだって柔らかく、丸く、なめらかに生きていきたいという気持ちがあるけれど、外部から侵入されたり、我が身に訪れるのは鋭利なものばかりで、絶望してしまう瞬間があったりします。心も体も、尖ったものでかき乱されて、内部に何かしらの痕跡を残されてしまうのは、この性に「就いた」宿命でもあるようで、なんだかいろいろと、どうしても考えてしまうんだよな。
現状維持できているのか後退しているのか、自分の人生の過渡期も停滞期もわからぬまま7年が経過し、気が付いたら 26 歳、えろ屋は8年目。皺が増えて肌もくすむけれど、そういった可視化できる情報でしか自分の年齢を体感できぬまま過ごしている日常の一部を、皆様に恥ずかしながらもお見せするような、下着をちらりと見せているような、そんな本になったように感じております。
働くという言葉を辞書で引くと、 「仕事をする。生計をたてるために労働する。精神が活動する。作用する。機能を発揮する。」と出てきます。当たり前に認識し、意味も疑わぬまま使用し、当然のように「働いている」私たちではありますが、仕事というのを、「生計を立てるために労働する」ことだと言い切ってしまうのは、いささか苦しくはないでしょうか。
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