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経営者は黒字に逃げてはいけない(インタビュー) DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文
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藤田: 私は、企業経営で最も重要なことの一つは、撤退の判断を下すことだと思っています。会社が潰れる時は、おかしな事業を始めて、やめられないケースがほとんどです。実際、事業が赤字を出し続けた時、その膨らみ方は想像を超えます。経営者はいかに損切りできるかが重要なの
藤田: これは経営者にとって当たり前のことだと思っていますが、業績がよい時こそ、次の柱となる事業を仕込むべきです。現在の事業がじり貧になってから考え始めたのでは、選択肢が限られてしまいます。業績が悪化している企業が新しいことをやろうとしても、大きな投資をする余裕がありません。実際、そういう会社はたくさんあり
その点では、スマートフォン事業に参入する時には、社内の意思統一がスムーズにできました。フィーチャーフォンからスマホが主役になることは、誰にとっても理解しやすかったからです。また、私が短期的な数字は犠牲にしてもかまわないと言ったことで、社員からの納得を得られやすかったとも思い
私が、経営者の役割は言うことを聞かせることだと考えているのは、そこなのです。自分が「大丈夫。心配ない」と言うだけで、藤田が言うなら何とかやり遂げるに違いないとみんなが思えれば、安易に黒字化の目標を明言しなくても、その時に置かれている状況を前向きにとらえて、乗り越えてくれ
ただ現実問題として、事業の当事者になってしまうとやめるとは言いづらいものです。それが非常に難しいことは、自分が身をもって体験してきました。一緒にやっている企業や取引先に対する責任もありますし、何より楽しんでくれているユーザーを抱えていますから、やめるための何らかの理由付けをしないといけない。その点、撤退ルールがあれば規則のせいにすることができます。その条件を前提にスタートしているので、当事者は諦めがつきますし、関係者にも説明しやすくなるの
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