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• 生理学的にみると、脳疲労も肉体疲労も、結局のところ「自律神経の中枢＝視床下部の機能低下」にいきつきます。
• 脳疲労とは、脳にある自律神経の中枢を使い過ぎたことで、その部分が酸化ストレスにさらされ、本来の働きが滞っている
• その細胞は毎日少しずつ生まれ変わり、メンテナンスしつつその機能を果たすことで生命機能を維持しています。 　 全身の細胞が機能を果たし、メンテナンスを行うために必要なものこそ、まさに 60 兆個すべての細胞の呼吸 です。さきほど説明した脳の酸欠も、脳細胞で行われる細胞呼吸（内呼吸）が低下することで起こります。 　
• １回の呼吸で取り入れる空気（１回換気量）の平均は５００ ml 程度のため、１日に換算すると、実に１万 ℓ 以上もの空気を呼吸していることになります。 　 ５００ ml のペットボトルに換算すると、実に約２万本分です。
• １回の呼吸で、吸ったり吐いたりする量を１回換気量といいますが、そのうち１５０ ml は、そのまま気道のデッドスペースにたまったまま肺胞内でのガス交換（肺呼吸）されることなく、外へ吐き出されてしまいます。 　 これを「死腔」といいます。この死腔量は、呼吸が浅くても深くても変わりません。 　 １回の呼吸につき、かならず１５０ ml のデッドスペースができるの