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知の越境法~「質問力」を磨く~ (光文社新書)
www.amazon.co.jp/dp/B07DQF1LQZ
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企業コンサルタントも仕事の依頼があると、関連本を読み漁るそうです。彼らには流通、金融、不動産、製造業、とさまざまな業種の会社から相談が持ち込まれます。その業界で何が起きていて、問題は何で、これからどういう方向性が考えられるか、数冊の本を買い込んできて、下準備をしたうえで相手とのミーティングに向かうそうです。短期間で課題を見つけるには、やはり定番の本に当たるのが近道だと言います。 これは異分野に越境するときの正攻法
国谷さんは、「なぜあなたは大統領に厳しい質問をするのか」と尋ねました。彼はこう答えたそうです。 「国谷さん、小さな田舎町でアップルパイコンテストがあり、そのコンテストの優勝者が、隣に住む素敵なおばあちゃんだったとしましょう。僕はそのおばあちゃんにも、優勝おめでとう、でもおばあちゃん、そのアップルパイに添加物は使わなかったかい? と聞きますよ」 「ジャーナリストなんだから、質問をするのが仕事だよ」というわけです。これには参りました。 忖度 なしの質問。これがジャーナリストの仕事なのですね。国谷さんも、まさにそういう仕事をしていたのだと思います。私も志は同じですが、やり過ぎると友達をなくします
資料は時間の許すかぎり集めて、目を通しておく必要があります。それで質問事項を一所懸命に書き出すわけですが、それは現場では見ないようにします。メモがあると、それに引きずられて、相手の言葉に素直に反応することができなくなる可能性があるからです(『聞く力』〈文春新書〉の阿川佐和子さんも同じことを言ってい
それと、人の話を聞くときは、必ず相手と斜め 45 度になるように座ります。これはとても大事なことです。正対するとまるで経営側と労働側の労使交渉になってしまいます。インタビューは別に喧嘩をしに行っているわけではないので、話しやすい環境を作ることが大事です。 これは男女の仲でも言えること。デートのときに正面に座っているかぎり、関係は前に進みません。 45 度になることで安心感が生まれて、ふだん出ないプライベートな話も飛び出し
「週刊こどもニュース」を担当して良かったと思うのは、初歩の質問を恐れずにできるようになったことです。初歩の質問、言い換えれば基本の質問をされると、大人はたじろぐものです。日銀って何ですか? インフレって何ですか? 高速増殖炉もんじゅの「高速」ってどういうことですか? こう聞かれたときに瞬時に答えられる人は、そういないはずです。 あるいは、相手の説明が不十分だったり、漠然としたりしているときは、どういうことですか、と突っ込んで聞くことも大事です。そういうときはたいてい、相手は何かをごまかしているときだからです。
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