Top Highlights

• インクレチンは、胃と食道の境目にある食道括約筋という逆流防止弁をゆるめてしまいます。このせいで、 インクレチンが増えすぎると、逆流性食道炎が増える ことが報告されています。
• お腹がこのように張る（ 鼓腸）と、腸のまわりにある神経が過敏にそれを感じ取ります。 　その刺激は、神経を通って脳に伝わり、疲れ・不安・お腹のさまざまな不快な症状を生むというわけです。
• ＦＯＤＭＡＰを控えた「低ＦＯＤＭＡＰ食」には、正式な体系とやり方があり、詳しくは、私の本『パン・豆類・ヨーグルト・りんごを食べてはいけません世界が認めたお腹の弱い人の食べ方・治し方』（さくら舎刊）をご参照ください。
• ＧＡＰＳとは「GUT AND Psychology Syndrome」の略、すなわち、「腸と心の症候群」のこと。ナターシャ・キャンベル・マクブライド医学博士が開発した食事療法です。「 すべての病気が腸に端を発している」という考え方に基づいています。
• 人間の体は「意図を持って運動すると運動の効果が高まる」ことがわかっています。ある研究によると、ホテルの清掃員に「この仕事は健康に良い効果があるのだ」と意識させて仕事をさせたグループでは、ただ意識せずに仕事をさせていた清掃員のグループよりも健康改善効果があったことが報告されています。