Top Highlights

• 哲学とは物事の本質を探究する営みである。つまり、 自分を取り囲むこの世界を、言葉によって理解し、意味づけるための道具
• 本質を問うための問いは常に「◯◯とは何か？」という、その対象物の意味をストレートに尋ねる形でなければならないの
• フィリアとは、相手のことを自分と同じように考えるという
• ロックの考えをもう少し正確に説明すると、感覚と反省という二種類の経験が観念を生み出し、人間の認識行為を可能にしているということになる。 　ここでいう感覚とは、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚といった感官に外部の事物が刺激を与えることである。私たちは、その刺激によって形成された心的印象を知覚すると、思考し、疑い、意志を持つといった反応をする。この反応が反省と呼ばれるものなので
• ヘーゲルのいう弁証法は、問題が生じたときに、それを克服してさらに一段上のレベルに到達する思考方法を指す。これによって一見 相容れない二つの対立する問題を、どちらも切り捨てることなく、よりよい解決法を見出すことができるわけである。いわば 第三の道を創造するための方法 だといって