About This Book

🔹 The author realizes the importance of finding clear answers to the questions of Microsoft's purpose and their own purpose in their new position. 🔹 The author shares three principles they learned from their cricket career that are relevant to business and leadership. 🔹 The author emphasizes the importance of facing challenges with passion, prioritizing the team over personal achievements, and the significance of leadership. 🔹 The author discusses the skills they needed to build a cloud-based business and the importance of understanding consumer experience and maintaining freshness in products. 🔹 The author highlights the importance of empathy, learning from the team, and having a clear vision and culture for driving progress and transformation.

Top Highlights

• 第二に必要となるのは、コンシューマー向けの製品設計である。優れたテクノロジーが必要なのはもちろんだが、優れた消費者経験も必要だ。つまり、繰り返し試したくなるような経験である。
• 私は、目指すべき目標についてかなりいいアイデアを持っていた。だが私の本当の仕事は、ＳＴＢのリーダーたちに、一緒に誇りを持ってその目標に取り組みたいと思わせることにあった。私には私なりの考えがある。だがこのチームには、コンピューターに対して複雑で難しい要求をしてくる企業顧客に対応してきた経験がある。私は、この組織の知識を土台にして仕事を進めていきたかった。そこでまずは、自分が率いるチームから学ぶことにした。そうすれば、チームも私に敬意を払ってくれるかもしれない。そういう関係がなければ、魅力に満ちた新たな領域へ、一緒に力強く踏みこんでいくことはできない。
• チームを率いる際に、意見の一致を求めるべきか専横的に命令すべきかという選択は間違っている。どんな組織をつくるにしても、まずは、トップダウンでもボトムアップでも進歩や発展を推進していける明確なビジョンや文化を持つべきだ。
• もっと未来志向の視点でビジネスチャンスを考える必要がある。私たちはそれを機に、この製品の名称をウィンドウズ・アジュールからマイクロソフト・アジュールに変更した。このクラウドがウィンドウズだけのものではないことを明らかにするためだ。
• 第一に、プロダクティビティとビジネスプロセスを再構築しなければならない。単に個人向けの生産性向上ツールをつくるだけの態勢を改め、コラボレーション、モバイル性、知性、信頼の４原則をもとに、インテリジェントなコンピューティング環境の設計を始める必要がある。人間はまだ重要な仕事を個人でしているが、いずれはコラボレーションが新たな標準になる。そのためわが社は、チームに力を与えるツールを開発していく。また、あらゆる人が、どこにいようと、どんなデバイスを使っていようと、生産的でいられるよう支援する。データやアプリ、設定など、あらゆるコンテンツが、どのような環境でも利用できるのが望ましい。さらに知性は、驚くほど力を増幅させる。爆発的にデータが増える中で成功を収めるには、知性を用いた分析、サービス、手段で、...