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自作の小屋で暮らそう ──Bライフの愉しみ (ちくま文庫)
www.amazon.co.jp/dp/B0725FVX1D
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水は手に入れるより捨てる方が厄介かもしれない。川の水を汲んで家で使っても特にお咎めはないだろうが、家で使った水をその辺に捨てたらアウトだ。下水道条例によって「ただの水、合成洗剤、糞尿などを問わず、家庭内から出る水はすべて、下水管か浄化槽を通さないといけない」とされている(地域差あり)。
電気を引き込むのは有資格者でなければならないので、電器店に頼むことになる。電柱から電線を引っ張って、宅内にコンセント一つ付けるための費用は、すべてコミコミで 10 万円程度。近くに電線がなくとも、 1 キロメートルくらいのところまで電柱が来ていれば、電力会社が無料で電柱を増やし、電線を延ばしてくれる(筆者の敷地はこの範囲内であった)。それ以上の距離だと利用者負担になる。
300 Wシステムというのが、どの程度の規模で何ができるのか、太陽光発電をいじったことのない人にはあまりイメージが湧かないかもしれない。一般家庭に導入されているソーラーシステムはだいたい 4000 Wだから、その十分の一以下ということになる。細かい計算は省くが、たとえば、 30 Wのノートパソコンと 20 Wの照明と 10 Wの扇風機を一日 10 時間くらい使うことができる。もちろん天気が良ければの話だが。初期費用は 10 万円を少し上回る(単行本発売当時。 2017 年現在では 5 万円程度)。
平成 22 年の農地法改正で、農家でない個人でも畑を借りることができるようになったので、家を建てた後に近くで畑を見つけることはそんなに難しいことではないと思う。
家があるということと、住民票を置くということと、郵便物を受け取るということは、全部独立していて、住民票を置ける置けないということについては生活実態の有無がすべてなので、テント生活でも大丈夫(ただし生活していることをちゃんと証明できるものをお役所に要求されるかもしれない)。郵便物の受け取りに関してはもっと自由で、郵便受けさえあれば(たとえ生活していなくても)大丈夫。
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