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大学・中庸 (岩波文庫)
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新儒学とは、当時の新興の士大夫層の意識を代表するものであるが、かれら新興の人びとは、儒学的な教養を身につけて政治社会の第一線で活躍することを念願したので
大学』は 孔子 の門人の 曾子 の作、『中庸』は 曾子 の門人の 子思 の作、そして子思の門人に学んだのが 孟子 であったとして、「四書」を学ぶことによって儒教の正統的な血脈がそのままに体得できると説明され
大学』は「初学 入 徳 の 門」として「四書」の中でもまず第一に学ぶべきもの、『中庸』は最も深遠なものとして「四書」の最後に学ぶべきものであった。この両書を朱子学の「四書」の 枠 の中に置いて読むのは、近世以後の正統的な読み方で
大学』と『中庸』は、もともと『論語』や『孟子』と並ぶ単行本ではなかった。「五経」のなかの一つとして伝わってきた『 礼記』四十九 のなかに編入された二 であって、その作者や時代も明確では
四書」の権威を離れた両 は、それぞれに問題の多い存在である。ただそうは言っても、その内容は、『論語』『孟子』や『荀子』などを受けつぎながら、儒学の精髄をわかりやすく巧みにまとめていて、いかにも儒学を代表する古典として恥じない。「四書」として抜粋されたのには、やはりそれだけの理由があったというべきで
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