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アイデア大全
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たとえばルネサンスのユマニスト[*1] たちは、古典古代の弁論術の中で、第一部門である「インヴェンチオ」を最も重視した。〈創意〉〈思いつき〉を意味するこの語は、言うまでもなく発明(invention) の語源となった言葉である。
ヴィーコ[*2] は、判断や推理に先立って、その対象を見いだすことが必要であると主張し、それを担う力を人間知性の第一作用と考え、「インゲニウム」と呼んだ。ヴィーコによれば、これは「適当な媒介(medium) を見つけだすことによって相互に離れたところにある異なった諸事物を一つに結合する能力」だという。これは発想法についての、最初の近代的な記述の一つである。
マニエリスム[*3] の〈奇想〉に、シュレーゲル[*4] の〈機知〉に、シュルレアリスムの綱領に( デペイズマン)、 カイヨワの〈対角線の科学〉 に、そしてジェームズ・ヤングの『アイデアの作り方』に見つけることができる。
人文学の任務とは、人が忘れたものや忘れたいものを、覚えておき/思い出し、必要なら掘り起こして、今あるものとは別の可能性を示すことである。
この人文学を支えるのは、人間についての次のような強い確信である。すなわち、人の営みや信じるもの、社会の成り立ちがどれだけ変わろうとも、人が人である限り何か変わらぬものがある、という確信の上に人文学は成立する。
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