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オキナワ論―在沖縄海兵隊元幹部の告白―(新潮新書)
www.amazon.co.jp/dp/B01FRVHJ5U
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尖閣諸島が日本の領土であることは沖縄返還協定とそれに関連する「合意された議事録」において明らかです。日本政府だけでなくアメリカが政策上もその立場を貫いていたら、中国は早々に諦めていたかもしれません。しかし、そこを曖昧にしたがゆえに現在のような深刻な事態につながったと私は考えています。
日本が頼りにしている日米安保条約第五条は、日本の施政下にある領域で、いずれか一方に対する武力攻撃があった場合に、両国が共同して日本防衛に当たる旨規定していますが、それを無意味にできるようなシナリオは無数に考えられます。
普天間は非常に戦略的な施設で滑走路は二七四〇メートルあり、世界最大級の飛行機を使うことができます。しかも、海抜九五メートルという高台にあるため、もし大津波に襲われても機能にはまったく問題が生じない。国や沖縄にとっての財産です。
私自身、普天間のすぐ近くに住んでいますが、騒音は生活が脅かされるほどではありません。夏になると飛行機より蟬の鳴き声がうるさいぐらいで、「世界で最も静かな飛行場」と書いたジャーナリストさえいたほどです。
客観的事実として普天間に基地ができてから七十年間で、基地のせいで亡くなった沖縄県民は何人いるでしょうか? 死者もけが人も一人も出ていません。
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