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宇宙物理学入門 宇宙の誕生と進化の謎を解き明かす (ブルーバックス)
www.amazon.co.jp/dp/B01E56BV2A
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星々は質量やその他の物理状態が異なるため、大気の温度もそれぞれ異なる。星からの放射は、おおむね熱放射である。熱放射では大気の温度が高くなるにつれて放射される光の強さのピークは波長の短い側へと移る。そのために星の大気の温度によって、星の見かけの色が変化する。また、星の質量が大きくなるにつれて重力も大きくなるので、星の構造を維持するために重力に 抗うガス圧も高くなる。そのため、質量が大きくなるにつれて、星の温度が上がり、星の色も赤から紫へと移行する。
星の中には近くの星と星とが重力を及ぼしあって共通の重心の周りを楕円か円の形をした軌道を描いて運動しているものがある。こうした星々を「連星」という。
星団は星の集まり方の違いで球状星団と散開星団とに分けられる。球状星団は名前のとおり球状にたくさんの星が密集している。一方、散開星団では球状星団ほどには星は密集していない。また球状星団と散開星団とでは、分布の仕方も異なっている。球状星団は銀河の中心に対して空間的に対称な球状の領域に分布しているのに対し、散開星団は銀河の円盤領域に分布している。
このように星々の持つ物理的性質が異なっていることから、星の種族によって分類する方法が提案されており、散開星団に属する星々を種族Ⅰ、球状星団の星々を種族Ⅱと分類している。
このように銀河の形(形態)には、渦巻き型の他に、中心部に棒状の構造があるもの、円盤状の構造を持たず全体が楕円型のもの、そういった規則的なかたちを示さないもの(不規則型)など、いろいろな形がある(図7‐3参照)。
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