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Q&A 食べる魚の全疑問 魚屋さんもビックリその正体 (ブルーバックス)
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マグロは〝しび〟、
もともとテトロドトキシンをつくり出しているのは、ビブリオ・アルギノリティカスやビブリオ・ダムセラなどの海洋細菌である。これをエサとして食べた、ハナムシロガイやアズマニシキなどの巻き貝、トゲモミジガイやヒラモミジガイといったヒトデ類などが毒をもつようになり、さらに、これらを食べたフグが毒化するのである。
遊離アミノ酸とともに魚の味に関わるエキス成分として知られているのが、AMP(アデノシン一リン酸)とIMP(イノシン酸)である。これらは、魚の死後、高エネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)が酵素によって分解されていく過程で生成されるうま味成分である(第1章Q8参照)。
マグロの切り身やサクのなかには、切り口がキラキラと光っているものがある。これはイリドン様色素とよばれる青緑色の反射光で、光のあたり方によって生じるものである。
魚醬油に使われる魚は、地域によってさまざまである。 たとえば、秋田名物〝しょっつる鍋〟の味の決め手となる〝しょっつる〟は、ハタハタやイワシ、小アジ、アミなどを原料としている。同様に、石川県特産の〝いしる〟はイカの内臓から、香川県特産の〝イカナゴ醬油〟はイカナゴからつくられた魚醬油である。 外国の魚醬油では、タイの〝ナンプラー〟、ベトナムの〝ニョクマム〟、イタリアの〝アンチョビーソース〟などが日本でも広く知られている。
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