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組織も人も変わることができる! なぜ部下とうまくいかないのか 「自他変革」の発達心理学
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ジェーン・ロヴィンジャーは、「人間の意識の発達とは、曖昧さに対する耐久性の増加である」と述べています。 要するに、 私たちの意識が成熟していくと、他者のみならず、置かれている環境なども含めて、私たちを取り巻く曖昧なものをより受容することができるようになる、ということです。
あと一歩のところまで来られていますね。主体から客体へ移行するという意味を考える際に有効なのは、「自分は現時点での自分のレンズを見ることはできるか?」という問いを考えてみることです。いかがでしょうか、山口さんは自分が今かけている世界を認識するためのレンズを見ることができますか? 私 そう言われると、自分が今どんなレンズをかけて世界を見ているのかいまいちわかりません。 室積 実はそれが自然なのです。私たちは、ある意識段階にいるとき、それが認識主体となっているため、その認識主体を客体化させることができないのです。つまり、自分がどんなレンズをかけているのかがわからないということです。私たちはある意識段階から次の意識段階に成長して初めて、過去にどんなレンズをかけていたのかを把握することができるので...
最後に話をまとめると、私たちの意識が成長すればするほど、言い換えると、 ある意識段階から次の意識段階へ移行していけばいくほど、客体化できる範囲が広がり、世界の捉え方が変化していく ということです。
「開放感」と「柔軟性」は段階5を表すキーワード です。段階5の人は、もはや自分の認識が生み出した、いかなる対象物(個性、地位、お金、名誉など)にも強く同一化することはありません。彼らは、自分が認識できることの全ては、世界の限られた側面しか映し出していないことを知っています。
室積 いい線をついていますよ。実は、段階5の人は、優れた「 システム思考(複眼的思考)」を持ち合わせています。そのため、 彼らは相反することから逃げるのではなく、対極にあるものを統合させるような働きかけができる のです。 多様な観点を考慮し、対極にあるものを統合できる思考方法を持っているというのも、段階5の大きな特徴です。
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