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ヒトはなぜ絵を描くのか-芸術認知科学への招待 (岩波科学ライブラリー)
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わたしたちは言語をもったことによって、目に入るものをつねにカテゴリー化し「何か」として見ようとする記号的な見方をしている。つまり目に入るものをそのまま認識しているつもりでも、無意識に言語のフィルターを通して世界を見ているの
チンパンジーとなぐり描き期の子どもに共通するのは、まず描くことの「おもしろさ」が、絵という結果にあるのではなくて、描くという過程(プロセス)にあること
ホモ・サピエンスの歴史のなかで、文字をもたない文化はめずらしくないが、絵画や彫刻、身体装飾などの芸術をもたない文化は、ほぼ皆無だ。さまざまなスタイルをとりながら、芸術は生み出され、人びとはそれを求める。精神医学や臨床心理学の現場で、描画テストや描画療法が用いられるということは、絵を描くという行為が深いところでヒトの精神活動と結びついているからなのだろ
古今東西のさまざまな試みのなかでも、大型類人猿がこれまでにはっきりとした表象を描いた例は一つも
チンパンジーがなぜ表象を描かないのか、という問いから、ヒトはなぜ描くのか、のヒントを探ることにした。考えられる要因は大きく分けて三つ。一つめは筆記具を扱って描線を細かくコントロールできないという運動調整能力の問題、二つめは表象の表出にかかわる認知的な問題、三つめが単に描こうと思わないだけという意欲の問題
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