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• 次に「プレッシャーのなかで意思決定をする経験を積む」。これは、トレーニングのなかで試合を想定してパフォーマンスをするということです。考えうる状況を設定して、そのなかでつねに冷静にふるまえるよう、訓練をするわけです。ラグビー日本代表は、エディさんが考えうるかぎりのシチュエーションを考え、シミュレーションを徹底的に行いました。 「不安のレベルを下げる方法」にはまず、「呼吸法」が挙げられます。一回、または二～三回、ゆっくりと深い息をしましょう。大切なのは、「落ち着くために深呼吸するのだ」と意識してすること。無意識にするのとでは効果が違ってきます。 　もうひとつの方法は「注意や集中を自分の内から外へ変える」ことです。これは、ミスを防ぐうえでも非常に有効です。 　たとえば、ラグビーでボールを落としやす...
• プレ・パフォーマンス・ルーティンは、基本的に以下の条件のもとで行います。 ・止まっている対象物にアプローチすること ・制限時間がなく、自分で時間をコントロールできる
• 自分でコントロールできることが多いほどモチベーションは高まる──研究でそういうことがわかっています。 　つまり、誰かに言われてやるのではなく、主体性をもって取り組むことで、モチベーションは高まり、維持できるの
• 選手としてどのようにコーチをされると、自分たちの能力が発揮できるのかを知るスキル──これを「コーチアビリティ」と言います。これもスキルですから、練習すれば身に付きます。大切なメンタルのスキルのひとつ
• 勝者のようにふるまえ 「Act like a winner」 　こういう言葉があります。 「勝者のようにふるまえ」──たとえ弱くても、つねに強者のように行動せよ、という意味です。 「強いチームみたいにふるまいましょう」 　日本代表にも、いつもそう言ってきました。 「強いチームは、下を向いてダラッと歩かずに、前を向いて、偉そうにかっこよく歩いているじゃないです