Top Highlights

• 最初に親がしてあげられることは、 学ぶことを歯磨き同様、習慣にしてあげること です。
• 次に、 環境作り です。 　環境には二つの要素があります。 　一つはどの子どもにも当てはまるもの。主として、保育園や幼稚園に行き、義務教育を受けるというような、社会的に与えられるものです。 　もう一つは、個々の子どもに合ったもの。家庭での取り組みに左右されます。子どもに合った環境を作ってあげられるのは親しかいません。
• 絵を描くために、こまごまと観察するようになります。子どもの力を伸ばすチャンスです。 　 観察は、発見・感動をもたらします。 発見・感動は、自主的に勉学に励む重要なきっかけになります。
• 観察して絵を描くことは、注意力・集中力・識別能力も育てます。 　そして、 絵を描くことで養われる注意力・集中力・識別能力は、学力につながります。
• 日常生活で もっと簡単にできて、しかもとても重要なのが「思い出す」訓練です。 　ときどき、子どもにその日の出来事などを質問してみてください。 　質問は、５Ｗ１Ｈにのっとって具体的に聞いてください。とはいえ、難しく考えなくていいのです。 「今日の算数は何をやったの？」「帰り道、何を話してきたの？」「給食は何が出たの？」と、こんな具合に切り出してください。ここからさらに話を展開して、子どもにたくさん思い起こしてもらいましょう。