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橘玲『知的幸福の技術』『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ』『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』 3タイトル合本版 【電子版限定】
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先進国のA国では、車一台を製作するのに五十万円、米一俵をつくるのに五千円のコストがかかる。開発途上国のB国では、車一台を製作するのに二百万円、米一俵をつくるのに一万円のコストがかかる。これだけを見ると、A国は貿易をせず、車も米も自国でつくった方が有利に思える。だがリカードは、A国が米をB国から輸入し、より生産性の高い車の生産に注力することでより大きな富を得られることを数学的に証明した。
金で時間を買うことをファイナンスと言う。新製品を市場に投入する時に、毎年の利益から地道に工場を建てていたのでは、骨組みができたあたりでライバルに先を越されてしまう。大きな富を得るには効果的な投資と資金調達が不可欠だ。同じことは個人の人生にもあてはまる。
私は「人生かく生きるべし」というポジティヴ(積極的)な人生論を語っているわけではない。見ず知らずの人間に説教されるのは 鬱陶しいだけだろうし、そのうえほとんど役に立たない。 私がここで書いてみたのは、「日本人の人生はどのような制度的・経済的要因によって規定されているか?」というネガティヴ(消極的)な人生論である。その土台(下部構造)の上にどのような夢(上部構造)を描くかは、あなた次第だ。
経済的独立Financial Independence」という言葉を知った。国家や会社に経済的に依存していては真の自由はない、という主張には心を揺さぶるものがあった。
投資法を紹介してみたい。 日本の株式市場では、二〇〇〇年秋に日経平均銘柄の大幅入替えが発表され、指数連動型のインデックスファンドなどは保有株式の大規模な調整を行なわなければならなくなった。ところが機関投資家は、約款や運用規則により、銘柄変更の当日まで株式の売買を行なうことができない。こうして、巨額の売り注文・買い注文が事前に告知されるという前代未聞の状況が出現した。 値上がりする株と値下がりする株があらかじめわかっているのだから、日経平均に組み入れられる銘柄を買い、外される銘柄を空売りして、あとは棚からぼた餅が落ちてくるのを待てばいいだけだ。この単純な取引で、誰でも簡単に一ヶ月で三〇%を超える大きな収益を手にすることができた(*1)。
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