Home
My Highlights
Discover
Sign up
Read on Amazon
外国語学習の科学-第二言語習得論とは何か (岩波新書)
www.amazon.co.jp/dp/B015XI058A
Import Your Kindle Highlights to Glasp Today 📚
Top Highlights
母語と外国語との距離は、やはり学習難易度に非常に強い影響をあたえるのです。
母語と第二言語の距離が近いほど (1) 転移がおこりやすく、 (2) 転移は正の転移となり、全体として学習が容易になるが、 (3) 母語と第二言語が違っている部分については間違いがなくなりにくい。
のように年齢そのものが成否を決めるというよりは、 のように年齢が第二言語の習得環境を変えるから、実は環境が原因だ、という考え方もできるのです。
英語はすでに世界語になっている、という現実をふまえて、コミュニケーションの手段として習得することをめざすべきです。またその際、不要なネイティブスピーカー信仰を捨てることも大切なのは言うまでもありません。「ネイティブに近い英語」をめざすのは単にコミュニケーションの効率化という便宜上のことであって、それ自体に価値があるわけではないのですから。
です。第二言語習得論では、学習者がすでに明示的知識としては知っているがうまく使えないために現れる誤りを ミステイク、知識としても知らないためにおきる誤りを エラー と分類しています。この二つは簡単にはわけられませんが、すでに間違いだと頭ではわかっているミステイクを何度も直されても、学習者は気分はよくないだろうし、あまり効果はないかもしれません。もし繰り返し使うことによって身につくという自動化モデルが正しいとすれば、学習者の習得がすすむにつれて、こまかいところに注意がいく余裕が出てきて、全体としてはより正しい形の完全な習得に近づく
Share This Book 📚
Ready to highlight and find good content?
Glasp is a social web highlighter that people can highlight and organize quotes and thoughts from the web, and access other like-minded people’s learning.
Start Highlighting