Top Highlights

• ポイント 16 　正しいスーツスタイルは、上衣とズボン、シャツとネクタイ、靴下と靴で成立する。片割れだけのスタイルは、スーツスタイルとはいえず、ただ見苦しいだけで
• ただサスペンダーは肩がこるという欠点をもっているため、敬遠する人が多い。だが、サスペンダーの代用としてベルトを用いるのはクラシックとはいいがたい。スーツスタイルのシルエットは、常に上から下へ流れるからだ。ウェストラインにベルトを巻くと、結果としてその流れを横に二つに断ち切ってしまう。もし、正統なクラシックを装おうとするのであれば、ズボンはベルトレス・スタイルを選択すべき
• 完璧なる身だしなみは 絶対的にシンプリシティに存在
• もっとも重要なポイントは、新しいスーツを身につけた鏡のなかの自分にうっとりと見とれないことで
• スーツのもっとも効果的な手入れは、ただ一つ、ブラッシングを始終くまなく試みることである。シーズンごとにクリーニングに出すのはばかげている。それよりも着用後必ずブラッシングをして、ホコリを落とす習慣をつける。 　ブラシは、毛先のしなやかなカシミア用の、それも大型のものがよい。ラペルの裏側、ズボンの折り返しの内側も忘れず