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北欧に学べ なぜ彼らは世界一が取れるのか 週刊ダイヤモンド 特集BOOKS
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もっと言えば、欧米や日本、韓国の音楽はスウェーデン人作曲家たちが数多く提供しているし、冒頭のムーミンはおろか、ノーベル賞まで範囲を広げてみると、北欧のコンテンツ輸出がいかに優れているか論じるまでもないだろう。 そして、その多くの企業が世界で戦うコアに、高い技術力やデザイン力を置いている。
イケアが持つ9500商品の全てをデザインする「イケア・オブ・スウェーデン(IoS)」。その機能がこの町に残る背景には、冒頭のような厳しい環境を生き抜いてきた先人の知恵を、今もモットーにしていることがある。
その一番のコアは「倹約」にある。それはケチケチするという意味ではなく、限られた資源という「制約」の中で、革新的で安い商品を創り出すことなのだ。
「イケアは決して、デザイン主導型の企業ではないですよ」。社員たちは意外にも、あっさりとこう言ってのける。 イケアといえば、「北欧デザイン」のイメージが強いだけに、建前なしにそう明言してしまうスタンスには一瞬驚いてしまった。 商品開発のプロセスにもそれが色濃く出ている。IoSのデザイナー、マルクス・アルヴォネン氏は「イケアではデザイナーが商品を決めるのではなく、ほとんどの場合、商品開発のリーダーがデザイナーを選ぶ」と話す。
イケアは、自前の工場をほぼ持たないが、代わりにデザインを含む商品開発の全てのプロセスに仕入れ先を徹底的に巻き込み、低価格への意識を共有させている。 「この仕入れ先との交渉過程は汗と涙なしには語れません」と、ビジネスリーダーのジョセフィン・シォーヴァル氏は打ち明ける。 だが、決して見誤ってはいけないのは、こうした製造・物流上のコスト削減が最優先されるため、「デザインは後回し」などという単純な構造ではないということだ。 イケアには「民主的デザイン」という考え方がある。低価格やデザインのほか、品質、機能、持続性の五つの要素を絶えず確認しながらデザインを行うの
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