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[新装版]全訳「武経七書」3 六韜 三略
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漢書』と『 礼記』は必ず読むがよい。さらに暇を見て、諸子百家、『六韜』、『 商 君 書』などをひもといて、古人の知恵に学ぶこと
兵法書では『孫子』と『六韜』、史書では『左伝』、『史記』、『 漢書』などを読んでみるがよい」
「天下は君主ひとりのものではなく、天下万民のものです。天下の利益を共有しようとすれば天下を手中に収めることができますが、独り占めにしようとすれば天下を失ってしまいます。天は時をつかさどり、地は財を生みますが、これを万民と分かちあってこそ、仁といえます。仁のある人物に、天下の人々は帰服するのです。死にそうな者や困っている者を助け、心配している者や苦しんでいる者を救ってやる。これを徳といいますが、このような徳のある人物に、天下の人々は帰服するのです。また、人々と憂いも楽しみも好みも同じくすることを義といいますが、このような義を実践している人物のもとに、天下の人々が集まってくるのです。さらに、人間は死を嫌って生を楽しみ、徳を好んで利になびくもの。人々に生と利を保証してやるのは、道にほかなりません。...
ある。ただし、「愛する」というのは、必ずしも甘やかすことを意味しない。「民を愛するは、民を害するの始めなり」(『荘子』)ということばもあるように、「愛する」ことにこだわって甘やかしになると、かえって害のほうが目立ってくる。そのあたりにも留意しなければならない。
「良いことだとわかっていても実行せず、好機がきても決断をためらい、悪いことだと知りながら改めようとしない。道が廃れた理由はこれでございます。また、柔軟に対応しながら妄動しない。相手に対する敬意を忘れず謙虚に振る舞う。強さをひけらかさず相手の 下手 に出る。辛抱強く対応しながら、ここぞというときには断固やり抜く。道が栄えた理由は、これでございます。 欲望にうち勝って正しい道を貫けば栄えますが、欲望のほうが勝ちますと滅びてしまうのです。また、相手をうやまう心が相手をあなどる心にうち勝ちますと栄えるのですが、逆に、あなどる心が勝ちますと滅びてしまうのです」
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