Home
My Highlights
Discover
Sign up
Read on Amazon
戦略「脳」を鍛える―BCG流 戦略発想の技術
www.amazon.co.jp/dp/B00TDIJJD4
Import Your Kindle Highlights to Glasp Today 📚
Top Highlights
つまり、「将来こうありたい」という理想の姿と現状とを比較するとさまざまな差違があり、この差を埋めていく道筋が戦略であると定義
戦略というものは、競争相手に対する優位性をつくり上げることにほかなら
思考のスピードを因数分解すると、「パターン認識」、「グラフ発想」、「シャドウボクシング」という要素に分けられ、これら三つの関係は左のような公式にまとめられる。 公式3 スピード=(パターン認識+グラフ発想)×シャドウボクシング 棋士の場合に当てはめて考えるなら、パターン認識とは過去の定石・定跡を覚えて使いこなすこと。グラフ発想とは盤面を右脳でビジュアル的にとらえて指し手のアイデアを考え出すこと。そしてシャドウボクシングとは、考え出した指し手を論理的にチェックし、納得できる答えを導き出すまで右脳と左脳で仮説と検証を繰り返すことにあたる。 戦略を立案する場合なら、この公式は次のような意味になる。
戦略論のエッセンスをパターン認識化して使いこなし、グラフ発想で右脳をフル活用して仮説を生み出すこと。そして、将棋の場合同様、右脳左脳両方を使ってシャドウボクシングを行ない、仮説の検証・修正・再検証というプロセスを猛スピードで実行していくこと」。
戦略コンサルタントが一人前になっていくうえで最初に必要なのがパターン認識である。パターン認識できると、パターンをさまざまな角度からとらえたり、いくつかのパターンを組み合わせたりすることで状況を端的に把握することができ、より速く適した戦略の仮説が立てられるようになる。この力を高めるためには、物事の局面ごとに、「これはこういうことだ」とパターン化するクセをつけ、それを記憶していくことが有効だ。
Share This Book 📚
Ready to highlight and find good content?
Glasp is a social web highlighter that people can highlight and organize quotes and thoughts from the web, and access other like-minded people’s learning.
Start Highlighting