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君主論 (岩波文庫)
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生まれながらの君主は新しく君主になった者に比べて人を害する必要も理由もあまりないから、それゆえにいっそう人から愛されることになる。また、よほどの悪癖でもあって恨みを買わないかぎり 5、臣民に 慕われるのは自然の成行きである
だが、言語、風習、制度に差異のある地域で政体を獲得したときには、さまざまな困難が生じてくる。この場合にはそれらを維持するために大きな幸運と大きな器量とが必要となる。そして最上かつ最強の手当の一つは、支配地を獲得した人物がみずからそこへ 赴いて住みつくこと
最上の手当のもう一つは、新しい支配地のいわば 足枷 となるように、一、二箇所に植民兵を送り込むことである 16。なぜならば必要なのはこの方策を採るか、さもなければ大量の騎兵や歩兵を駐留させねばならない
ここで注意しておくべきは、人民は優しく手なずけるか、さもなければ抹殺してしまうかだ。なぜならば、軽く傷つければ復讐してくるが、重ければそれができないから。したがって、そういう誰かを傷つけるときには、思いきって復讐の恐れがないようにしなければならない
戦争を避けるために混乱を放置してはならない。なぜならばそれは避けられないばかりか、避けようとすればあなたの不利を引き延ばすだけである
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