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肩書き捨てたら地獄だった - 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方 (中公新書ラクレ)
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その頃ブログに書いていたものをここで振り返ってみましょう。政治、経済、エネルギー問題、原発問題、半導体、国際問題、生き方・働き方、グローバル化、地政学、法律、貧困、風俗、ギャンブル、カレー、アイドル、漢方、安全保障問題……。 我ながら本当にいろいろなことについて書き連ねていました。思うに、この多方面の情報発信は、同時に自分のなかに眠る、人に売り込める要素を棚卸ししていたのに違いありません。
ブランドというのはその背景にきちんとした活動の実態・積み重ねがあってこそ成り立つものです。決して突然に確立するものではありません。そしてそれは、あくまでその人の過去の延長にあるものであり、周りから見ても分かりやすい肩書きを活かしたストーリーやイメージほど受容しやすい。また、それこそが自分自身にとっても無理が無いことでもあるのです。
台湾の半導体産業は1970年代、アメリカの半導体企業がコスト削減の一貫で生産拠点を移転したことで始まったのですが、零細・下請けの地位にいたため、投資や開発も進まず、停滞していました。 危機感を覚えた台湾政府は、この状況を打開する秘策を練ります。そうして生み出されたのが「台湾政府と欧米企業が共同出資し、台湾に最先端の製造ラインを作る。欧米メーカーは製品の設計にだけ専念し、製造は台湾企業に任せる」という構想で、このプロジェクトのために「TSMC」という国策会社を立ち上げました。 現在、自社では製品の設計を行わず、製造だけを受託する企業は「ファウンダリ」と呼ばれていますが、結果として台湾は大きな成功を収めます。
日銀によると2013年 12 月末の時点での日本国民の金融資産は1645兆円程度。その資産は日々切り崩され、国債に充てられているわけですが、購入する費用にもいつか限界が来ます。 単純に考えれば、国民の金融資産1645兆円から現在の政府の累積債務残高の985兆円強を引く、差額の660兆円分が日本国民が日本政府にお金を貸せる余力ということになるでしょう。 最近のペースを見ると、日本政府は毎年 20 兆円弱のペースで新規の借金を増やし続けています。今後、社会保障に必要な費用はまだまだ増えていく予定で、大ざっぱな計算ではありますが、このままでは(660兆円 20 兆円)、遅くとも 30 年、早ければ 15 年程度で日本政府は資金的に行き詰まり、破綻する計算になります。
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