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死に至る病 (岩波文庫)
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そして 想像力 とは反省であり、すなわち自己の再現であり、したがって自己の可能性である。想像力とはあらゆる反省の可能性である、強烈なる想像力のないところには強烈なる自己もまた存在しない。
自己は、ひとたび絶望の経験を通じて自己自身を自覚的に神のうちに基礎づける場合にのみ、まさにそのことによってのみ健康であり絶望から解放されてありうるからである。
本当の意味で欠けているものは、自分の自己のうちに存する必然的なるもの(自分自身の限界とも呼ばるべきもの)のもとに頭をさげるところの服従の力である。それ故に不幸なことはそのような人間がこの世の中で何にもならなかったということではない、 いな、彼が自己自身に(彼がそれである自己が全く特定の或る物でありしたがって必然的なるものであるということに)着目しなかったことが不幸なのである。
それから人々は無論また自ら(このことは自ら起る)何物かに すなわち世間人特有の処世術に到達するのである。善くなったつもりでかえって悪くなっているというこういう「改良された」状態に人々は無論年とともに到達するのである
これまで単に両親を尺度にしていた子供が、成人して国家を尺度にするに至るとき自己となる、 だがもし自己が神を尺度にするに至るならば、何という無限のアクセントが自己の上に置かれることであろうか!
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